屋台が危ない2つの間違い。

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屋台が危ない2つの間違い。
  (伝統工法で組まれた、ミニ屋台内部)

今の、2段斗組の屋台が何故危ないのか、簡単に言えば、間違った作りを
2つも重ねてしまった事に、問題が有ります。これは、自分達が揺れて、
危険な状態の屋台を点検、分解修理、、ネットで調べたりして、確認した
ものなので、事実です。第一に、住宅建築には、今では、ボルトで骨組みを固定
しないと、許可が下りないので、屋台もボルトを入れた方が丈夫になると
思ってしまいますが、今の家は筋交いを多く入れる、剛構造に作ってあり
そのため、各部材をしっかり固定するために、ボルトも多く使用して有ります。
しかし、屋台は揺れて動く必要が有り、柔構造以外に作り方は有りません。
部材を強く固定させる、ボルトは、柔構造の妨げになるだけでなく、錆びて
分解修理の邪魔もし、木も痛めます。次に、2段斗組の今の屋台には、
どうしても、中屋台が必要ですが、そこに揺れ止めに使用してある、鉄のブレス
が問題です。これは、木造の柔構造部材では無いので、昔のどの家にも
使った、柱に穴を空け、板を横に通し、家を丈夫にした、貫工法が正解のよう
で、全国どこでも、使って有ります。悪い事が2つ重なると、屋台が危険になり、
寿命も短くなるので、注意が必要です。


 
 


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