車輪も、伝統の形で、作り続けています。

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車輪も、伝統の形で、作り続けています。
  
  (輪金を巻く前の状態、最後に無理に入れた所は、多めに空くので、木炭炉が効きます。)


  熟練の車大工の家を作っている時に、車輪製作を見た経験と、インターネットで調べた資料を元に、
直接、作り方を誰にも、教えて貰わなかったのが原因なのか、何台も作ってから、今、作られている、多くの車輪と、
少し違っているのに、気が付きました、それは、小羽のコバが、輪の芯からの、放射線上に有る形で、家紋や絵や、
有名な祭りの、古い屋台(山車)はこの形になっています。多分、輪金を巻く以前は、この形でなければ、持たなかった
と思われます。この、小羽の形は、原寸図上で、削り合わせる時に、少しでも、削り過ぎると、材料が無駄になってしまう
形なので、神経を使い、時間も掛かります。また、組み立てにも、色々な、工夫と余分な時間が掛かりますが、
小羽と、芯からの、放射線が一致した、自然な形が綺麗な事や、強度も上がると、思うので、これからも、手間を惜しまず、
作る時は、この伝統の形で行きます。
 伝統工法は実績そのもの、祭りは伝統工法を伝える役目も有ると言う言葉も有ります。
屋台や車輪の、新造の計画が有りましたら、ご相談下さい。




 
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車輪も、伝統の形で、作り続けています。
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