中屋台を作り直す。その②

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中屋台を作り直す。その②
 格子を取り付けた状態です。(本柱上には、斗組の高さのスペーサーが入っています。)



中屋台を作り直す。その②
 後ろからの写真です。虹梁の裏に、幅の広く、厚い、ちから板が入り、
 横方向の揺れを防ぐ構造になっています。



中屋台を作り直す。その②
 上からの写真です。本桁と中屋台の桁はアリで組み合わされ、さらに、通し肘木も
 より深く組み合わしたので、以前付いていた、火打ち材を省く事が出来て、鉄のブレス材
 を含め、かなり、軽量化出来たと思います。千年も前から伝わる、揺れる屋台に合った
 貫工法は、屋台に優しく、長持ちさせる、唯一の方法だと思います。
 揺れる屋台を根本から治すには、中屋台を6本柱の貫工法にするしかないのが
 構造力学的に見ても事実のはずです。なおその工事は、漆の直しや、金箔の直しの工事の時に
 同時にやれば、安くも出来、綺麗になった屋台も長持ちするので良いと考えます。
 今なら、貫工法の屋台の強さが実感できますので、ご連絡下さい。
 
 


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