2014年11月19日22:12

屋台を引き渡し車重を計る前までは、「ケヤキの比重は0、58で、ヒノキは0,37だから
ケヤキの強度を考え手木を細くした事を考慮しても、ヒノキの屋台より300キロ位は、重い」
と考えていましたが、実際計って見ると、太鼓、エンジンを載せて1,910キロと、森の観光協会の
チラシに書いて有った、ヒノキの屋台の重量2、000キロより軽かったのには、作った自分達も
少し以外でしたが、作っている途中の写真や、出来た物を見比べると、その原因が直ぐに
解ります。それは、比重7,85の鉄の使用の量の違いその物で、ケヤキの屋台で重い
金属部品は手木の前後の砲金部品でおよそ25キロくらいで、後は、付属品の取り付けボルト
8本くらいです。ヒノキの屋台では、前後のずり棒、中屋台のターンバックル、鬼目ナットやボルト
などが鉄材で、そこに差が出るようです。それから、森の祭りを見に来た足助の山車好きの
設計師の話によると、ターンバックルは鉄骨の建物に使用する部材で、木造の構造物には
木を傷めてしまうので、使うべきで無いと言っていました。また、屋台は伝統的な物なので、
伝統工法で作るのが本当だとも言っていました。昔の人の真似をした方が良いようです。
屋台を考える。 軽さは何処から。
カテゴリー │屋台作り
屋台を引き渡し車重を計る前までは、「ケヤキの比重は0、58で、ヒノキは0,37だから
ケヤキの強度を考え手木を細くした事を考慮しても、ヒノキの屋台より300キロ位は、重い」
と考えていましたが、実際計って見ると、太鼓、エンジンを載せて1,910キロと、森の観光協会の
チラシに書いて有った、ヒノキの屋台の重量2、000キロより軽かったのには、作った自分達も
少し以外でしたが、作っている途中の写真や、出来た物を見比べると、その原因が直ぐに
解ります。それは、比重7,85の鉄の使用の量の違いその物で、ケヤキの屋台で重い
金属部品は手木の前後の砲金部品でおよそ25キロくらいで、後は、付属品の取り付けボルト
8本くらいです。ヒノキの屋台では、前後のずり棒、中屋台のターンバックル、鬼目ナットやボルト
などが鉄材で、そこに差が出るようです。それから、森の祭りを見に来た足助の山車好きの
設計師の話によると、ターンバックルは鉄骨の建物に使用する部材で、木造の構造物には
木を傷めてしまうので、使うべきで無いと言っていました。また、屋台は伝統的な物なので、
伝統工法で作るのが本当だとも言っていました。昔の人の真似をした方が良いようです。