2016年02月16日20:58

(朝長車車輪)
屋台のトラブルで一番多いのが、車輪の輪金の緩みや外れのようです。
自分の地元の南町、工場の有る宮代どちらも、緩んでいるようです。
初めての車輪作りなので、ネットなどで色々調べたのですが、それによると、
輪金を以前締め直したのは、40年前だったなどと、長く持つのが全国的には
普通のようです。しかし、この近辺では、すぐにやり直すのが当たり前に
なっているようで、何か腑に落ちない気がしました。
色々考え作るなかで、輪金が緩む原因は、一つでなく、二つ有る事に
気付きました。その一つは材料のケヤキと樫の乾燥度に有ります。
ケヤキや樫は、ヒノキに比べ乾燥するまでに、3倍ぐらいの時間が掛かり、
木肌が固く冷たい感じなので、自分達が持っている、水分計が無いと判断が
難しいと思います。厚さ75ミリの輪板で2~3年、中心の芯持ちの球は、
乾燥に10年は必要のようです。輪板の幅30センチで、乾燥前と
乾燥後で1センチは小さくなります。中心の球も多分1センチは小さくなると
思います。その様な事から乾燥が足りない物を使用すると、直ぐに輪金が
緩む事になる分けです。まず、乾燥、次に焼き嵌めの仕方です。
次回は、二つ目の問題点の、正しい焼き嵌めの仕方を、図で説明します。
屋台の車輪、多過ぎるトラブルの理由
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(朝長車車輪)
屋台のトラブルで一番多いのが、車輪の輪金の緩みや外れのようです。
自分の地元の南町、工場の有る宮代どちらも、緩んでいるようです。
初めての車輪作りなので、ネットなどで色々調べたのですが、それによると、
輪金を以前締め直したのは、40年前だったなどと、長く持つのが全国的には
普通のようです。しかし、この近辺では、すぐにやり直すのが当たり前に
なっているようで、何か腑に落ちない気がしました。
色々考え作るなかで、輪金が緩む原因は、一つでなく、二つ有る事に
気付きました。その一つは材料のケヤキと樫の乾燥度に有ります。
ケヤキや樫は、ヒノキに比べ乾燥するまでに、3倍ぐらいの時間が掛かり、
木肌が固く冷たい感じなので、自分達が持っている、水分計が無いと判断が
難しいと思います。厚さ75ミリの輪板で2~3年、中心の芯持ちの球は、
乾燥に10年は必要のようです。輪板の幅30センチで、乾燥前と
乾燥後で1センチは小さくなります。中心の球も多分1センチは小さくなると
思います。その様な事から乾燥が足りない物を使用すると、直ぐに輪金が
緩む事になる分けです。まず、乾燥、次に焼き嵌めの仕方です。
次回は、二つ目の問題点の、正しい焼き嵌めの仕方を、図で説明します。