2015年09月25日19:44

遠州地方の屋台は、ヒノキの産地でもある事から、ヒノキが一般的です。
でも全国的には、強度や耐久性を考え、高価になりますがケヤキが多いようです。
自分達は、日ごろからケヤキを使って家具や家を作っているので、
当然のように、友永の屋台を作る時にも、ケヤキを薦めたのですが、
「狂い易いケヤキを使って大丈夫なのか?」と言う質問が多く有りました。
どうも、ケヤキは狂い易い木の代表のように、思われているようです。
これは、ケヤキが乾くのに時間が掛かり、乾燥するまでに曲がったり、
反ったりする物が、けっこう多く、材木屋が儲けるるために生で売り、
ケヤキを良く知らない大工が、使って、柱やカマチなどが歪んだ事から
始まったようです。どんな種類の木も乾燥の途中で曲がったりします。
また、ケヤキほど癖や変化に富んだ木は無く、使用に慣れが必要かもしれません。
予算が有ればケヤキの方が良いのですが、ヒノキでもシラタの無い、硬めの材を
使えば、問題は無いはずです。上の斗組や高欄もヒノキになるので、軽くて引き易い
屋台になるはずです。
屋台の材料を考える。 ヒノキとケヤキ。
カテゴリー │屋台作り
遠州地方の屋台は、ヒノキの産地でもある事から、ヒノキが一般的です。
でも全国的には、強度や耐久性を考え、高価になりますがケヤキが多いようです。
自分達は、日ごろからケヤキを使って家具や家を作っているので、
当然のように、友永の屋台を作る時にも、ケヤキを薦めたのですが、
「狂い易いケヤキを使って大丈夫なのか?」と言う質問が多く有りました。
どうも、ケヤキは狂い易い木の代表のように、思われているようです。
これは、ケヤキが乾くのに時間が掛かり、乾燥するまでに曲がったり、
反ったりする物が、けっこう多く、材木屋が儲けるるために生で売り、
ケヤキを良く知らない大工が、使って、柱やカマチなどが歪んだ事から
始まったようです。どんな種類の木も乾燥の途中で曲がったりします。
また、ケヤキほど癖や変化に富んだ木は無く、使用に慣れが必要かもしれません。
予算が有ればケヤキの方が良いのですが、ヒノキでもシラタの無い、硬めの材を
使えば、問題は無いはずです。上の斗組や高欄もヒノキになるので、軽くて引き易い
屋台になるはずです。