屋台作り その39 車輪とバランス

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屋台作り その39 車輪とバランス
屋台作り その39 車輪とバランス

 今日は朝一番に漆屋さんから、車輪を運び、球の前面にS字の
グリス溝を彫り、それから心棒に取り付けました。この屋台では、
重芯の調整が15ミリ間隔でスライド出来るので、取りあえず、
2人で手木が、持ち上がる所で、心棒をクサビで固定しました。
下の写真は、ズリ棒ですが、木の屋台なので、木で作りましたが、
意外と手間の掛かるものです。後は先端部を鉄板で補強する事
になります。
  現在、狭い屋台小屋で組み立てているので、近すぎて、彫刻が
良い角度で見上げられないので、見学に来た人が、お披露目は、
何時なのか良く聞かれますが、9月の28日になります。
 作って見て感じた事ですが、屋台作りは特別に難しいものでなく、
大工なら誰でも出来る範囲の物です。しかし本格的な斗組と昔の技法
でケヤキで作ると、従来の森式屋台の少なくても2倍の手間は掛かり、
足掛け2年は必要です。でも日本の彫り師も同じ期間が必要なので、
ちょうど良いとも言えます。


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