屋台作りその2 材質選び

カテゴリー │屋台作り

屋台作りその2 材質選び
    
  ( 出隅の斗組になります。)
   

 もし、家具作りの店を出す前に、屋台の製作を頼まれていたのなら、間違いなく、
ヒノキを選んで居たと思います。この地方では一般的で、素直で狂いの少ない
良材だからです。でも、この店を開き、ケヤキの家具を作り続けるうちに、
ケヤキの多様性(色々な変化の有る綺麗な木目、目の細かな軽くて狂いにくい木、
目の粗い強度の有る木、)などに触れ、作った物のしっかりした強さ、
漆仕上げの木目の綺麗さなどを知ってしまうと、ケヤキが一番適していると、誰もが
思うはずです。ケヤキ材はヒノキ材に比べかなり割高ですが、ケヤキの拭き漆、
ヒノキの黒漆仕上げの価格差を考えると、十分に補えるものだからです。全国的には、
しっかりした本体を作り、彫刻は後で追加して行く所が多いようです。




同じカテゴリー(屋台作り)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
屋台作りその2 材質選び
    コメント(0)