2014年06月17日19:53



屋台の主役は、何と言っても彫刻です。その彫り師を選ぶのは、屋台作りで、
一番大事な事です。本来は地元の自冶会で決めるのが本当ですが、今では大工が
任される場合が多いようです。自分達が選ぶ基準としたのは、経験、歴史、立地場所、など、
良く考えると当然の結果の、半田市の立川流彫刻研究所でした。主催の間瀬さんは、
子供の頃からの彫刻好きで、祭りや山車彫刻に精通しており、屋台作りに、頼れる
存在です。(諏訪の立川本家の許可済です) 写真の上段の蛙股彫刻の傾きの角度も
指定のもので、下から見上げる所には、良く考えると必要だと思いました。その分
取り付けに時間が掛かりますが、高価な日本の伝統技法の彫り物は、ホゾ建て木釘クサビ締め
が必要です。 屋台は彫刻の額縁と言うそうですが、確かに、木割りで作られたこの屋台では、
彫刻を単体で見るより、屋台に取り付けた方が、 彫り物が良く見えたので、昔の職人の能力の
高さを感じました。よく作り手が見える家作りと言いますが、彫刻も彫っている人がどんな顔で、
どんな気持ちで、彫っているのかを知ることが大切だと思います。また途中の工程が見れる
事も、必要だと思います。
屋台作り その33 彫刻
カテゴリー │屋台作り
屋台の主役は、何と言っても彫刻です。その彫り師を選ぶのは、屋台作りで、
一番大事な事です。本来は地元の自冶会で決めるのが本当ですが、今では大工が
任される場合が多いようです。自分達が選ぶ基準としたのは、経験、歴史、立地場所、など、
良く考えると当然の結果の、半田市の立川流彫刻研究所でした。主催の間瀬さんは、
子供の頃からの彫刻好きで、祭りや山車彫刻に精通しており、屋台作りに、頼れる
存在です。(諏訪の立川本家の許可済です) 写真の上段の蛙股彫刻の傾きの角度も
指定のもので、下から見上げる所には、良く考えると必要だと思いました。その分
取り付けに時間が掛かりますが、高価な日本の伝統技法の彫り物は、ホゾ建て木釘クサビ締め
が必要です。 屋台は彫刻の額縁と言うそうですが、確かに、木割りで作られたこの屋台では、
彫刻を単体で見るより、屋台に取り付けた方が、 彫り物が良く見えたので、昔の職人の能力の
高さを感じました。よく作り手が見える家作りと言いますが、彫刻も彫っている人がどんな顔で、
どんな気持ちで、彫っているのかを知ることが大切だと思います。また途中の工程が見れる
事も、必要だと思います。