屋台の車輪の焼嵌め。
組み立てに、つい夢中になり、車輪の組み立て始めが、唯一の写真になってしまったもの
です。強力なクランプで後光を引き寄せて輪板を入れるのが仕事です。
前日から準備した木炭炉です。5尺の車輪なので、トタンで無駄のないように、
工夫をして置きました。
熱い日だったので、火をおこすまでが中々大変でした。
前日に準備した、プールの上の鉄製の台に車輪を固定して、リースしたホイストで、
焼いた輪金を車輪に嵌め込んでから、水中に入れて急冷する手順です。
焼き入れは、人数が多く必要なので、いつもの仲間と、注文先の若い人にも、
手伝ってもらいました。強く締めて変形させないためには、木炭炉とプールが必要ですが、
どうしても、手間が多く掛かるものです。
続きは次回に載せます。
自分達は屋台本体を、昔ながらのネジ、ボルトを使わない工法で作り、100年以上
持つ物を作るのが本業なので、そちらも、よろしくお願いします。一度、総ケヤキの屋台を
作ると、ケヤキの屋台しか作らないと思われる人が居るようですが、ヒノキの屋台には、
ヒノキの屋台の良さが有り、工夫次第で、十分な耐久性も出せるので、ご相談下さい。
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