朝長車の彫り師、本家より、立川流を襲名する。
友永の屋台の彫刻を依頼したのが縁で、半田の立川流彫刻研究所の
後援会に入っているのですが、そこから送られてくる会報誌に、代表者の
間瀬さんが、諏訪の本家から、正式に、6代目立川流棟梁立川芳郎尚富を
襲名されたとの記事が載っていました。確かな腕と良い物を作って後継者を
育てたいと言う、熱意が伝わったからこそだと、思います。
また近年、中国に彫刻を依頼し、立川流だと言って販売する者や、
日本人が彫っているかのように、見せかけ高額で販売している業者が増え、
ただ、金儲けの道具としてだけ、彫刻を考えている者が多く、その事が、
正しく彫刻文化を伝えたい本家には、悩みの種になって来ていたようです。
そんな理由も有って、正しい継承者を決める事になったようです。
少なくても、 顔を見る事が出来る人に、彫ってもらうのが、当たり前だと
思うのですが、皆さんはどう思われますか?
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