屋台作り その15 中屋台は貫工法で、
( 中屋台を本桁と組み合わせるため逆さに組んだ状態 )
( 火打ちの固定 )
中屋台を貫工法で作るには、6本柱で無いと強度が出ません。中柱の
落とし貫工法クサビ締めは、昔の高級住宅で使われていた工法で、自分達が
大工を始めた頃には、もう使われていませんでした。柱と中屋台桁や火打ちと
桁などは、クサビを使って固定します。また、中屋台を作っている時の話ですが、
揺れて持つ屋台に障子をはめるのは、構造的に無理が多いので、面倒な作りの
中屋台が必要になってしまったようで、天幕の作りにすれば、中屋台がいらない
のに、など色々と話が出てきました。
関連記事