屋台車輪の治具を作ってもらう。
車輪焼嵌め用治具
分割式焼嵌め用木炭炉
一宮駅の直ぐそばの、鈴木暖房設備に頼んであった、車輪の治具が出来上がったので、
取りに行って来ました。前は木で作って有ったのですが、丸い物は鉄で作った方が、正確で、
水に浸ける重しにもなり良いはずです。出来るだけ軽く考えて作って有ったのは、流石です。
下の写真の木炭炉を、送風機で炭の温度を上げ、車輪の輪金を焼き、治具に固定した車輪に
嵌め、ブルーシートで作ったプールに浸ければ、強く締めても、狂わ無いので、輪金の緩みの
リスクも減り、作る方から見ても安心出来ます。木炭炉、プールのセットや後かたずけなど
手間が掛かりますが、全国どこでも、このサイズだとやっているやり方なので、やって欲しい
ものです。但し、人件費の節約のため、町内から焼嵌めを手伝う人を出してもらうのが
全国的にも普通のようです。車輪も屋台も少なくても、100年以上使える物を作るのが
大工の務めなので、そのためには、色々な事を勉強する必要があるようです。
物作りは色々工夫するところが面白いのだから。何でも、お気軽にご相談下さい。
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